日常生活のちょっとした聞き間違い

ある日のオフィスでの会話。 上司が真剣な顔で「今のプロジェクト、もっと客観的に見ろ」と言ったのですが、部下には「今のプロジェクト、もっとお好み焼きに見ろ」と聞こえてしまった。 「お好み焼き……キャベツの割合とか、ソースの塗り具合のことですか?」と食い気味に聞き返してしまい、会議室が凍りついたという話。脳が空腹を感じていると、四字熟語や硬い言葉がすべてメニュー表に見えてくるから不思議です。

2. 街中のアナウンス:壮大な勘違い

駅やスーパーのアナウンスも、ノイズが混じると急に哲学的なメッセージに変わります。

エスカレーターの「手すりにおつかまりください」という注意勧告。
これがなぜか「手すりにお祭りください」と聞こえた友人がいました。「え、手すりを崇めるタイプのアトラクション?」と一瞬戸惑いながら
神妙な面持ちで手すりを握りしめたそうです。周囲から見ればただの模範的な乗客ですが、彼の頭の中ではわっしょいと神輿が担がれていたわけです。

3. 家庭内のミスコミュニケーション:愛の不在

家族間での聞き間違いは、時に深刻な(?)亀裂を生みます。

妻がキッチンから「ねえ、お皿出して!」と叫んだのに対し、リビングでくつろいでいた夫には「ねえ、愛してるって言って!」と聞こえたケース。
夫は「え、急にどうしたんだよ。……愛してるよ」と照れながら答えたものの、キッチンからは「は? 早く皿出してって言ってるの!」と怒号が飛んでくる。この、切ないまでの温度差。聞き間違いが「願望」を映し出す鏡だとしたら、この旦那さんはよほど愛に飢えていたのかもしれません。


なぜ「聞き間違い」は起きるのか

心理学や音響学的に見れば、これらは「文脈の補完」によるバグだと言われています。 私たちの脳は、聞こえなかった部分を「自分にとって身近な言葉」や「その時の関心事」で勝手に埋めてしまう。つまり、聞き間違いはその人の「今の頭の中」を曝け出してしまう恥ずかしい現象でもあるのです。

結論

聞き間違いは、日常に潜む「小さなエンターテインメント」です。
もし誰かが突拍子もない聞き間違いをしても、それはその人の脳が
一生懸命、世界を楽しく解釈しようとした結果だと思って、優しく笑い飛ばしてあげたいものですね。

ちなみに、僕も最近「領収書ください」と言ったつもりが、店員さんに「欲情してください」と聞き間違えられ、ものすごく気まずい空気になったばかりです💦
危うく警察を呼ばれるとこでした・・・